21世紀は画一的な大量生産の時代から個性を重視する付加価値の時代に変化しています。そこでは、知識のみならず、それらをうまく活用できる知恵が求められます。さらに、積極性や協調性も必要となります。政策学部では、地域や企業の取り組みを直接聞く機会を設けるなど、1・2年生からのキャリア教育に力を入れています。
政策学部では理論と実践を融合させた多様なカリキュラムを階層的に組み立て、課題発見力、調査・分析力、創造力、実行力、コミュニケーション力を養います。キャリア教育科目は今後さらに充実する予定です。
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付加価値の高い製品やサービスを提供する企業、変化に対応する老舗企業などの競争力の源泉を考察し、求められる人材像に対する理解を深め、自らのキャリア形成の気づきを与えます。学生が企業を訪問し、強みを見抜き活用策を考えます。発表会では経営者を招き訪問企業に対する新規事業の提案と自身のキャリアデザインについての成果を発表します。
政策学部では毎年、キャリア意識の醸成や向上を目的とした「キャリアシンポジウム」を開催しています。政策学部生が目指すような企業や自治体の方を講師としてお招きし、仕事の内容や社会人としての姿勢、学生生活や就職活動へのアドバイスについて講演をいただいています。その中で、企業や自治体が求める知識やスキル、人物像をイメージするとともに、自身の学生生活の過ごし方を考える機会を提供しています。
基調講演の他、卒業生等をお招きして、学生時代の過ごし方や在学中に受講した授業での気づきや就職活動についてのアドバイス等をざっくばらんにお話いただくパネルディスカッション等を同時開催し、様々な視点で「キャリア」を考えられる場としてシンポジウムを開催しています。
政策学部の1~3年生の全学生を対象に「日経TEST」を実施。学生の経済知力の到達度を測り、情報感度の向上、思考力の育成を図ります。日頃から新聞をよく読むことで、ビジネス知識に優れ考える力を備えた就職活動に強い政策学部生の育成を目指しています。