- 教員氏名
- 大島 堅一 教授
- 専門分野
- 環境経済学
ずっと、エネルギー利用にかかわる環境問題をめぐる政策課題について研究してきました。特に、気候変動問題、原子力問題(原発の社会的費用)、再生可能エネルギー普及政策です。なかでも原発のコスト論は、福島原発事故以後は研究の最重要課題になっています。
環境問題に関連する分野は、常に真剣勝負というところが、怖いところでもあり、やりがいのあるところでもあります。また、エネルギー利用は、経済にとってなくてはならないものである反面、環境に大きな影響を与えます。これを持続可能なものにすることに貢献できるのが魅力です。
学生・院生時代を通して指導教員であった寺西俊一先生に、福井県出身である以上、原子力問題にこだわってはどうかとすすめられたのが直接のきっかけです。それ以後、気候変動問題、原子力問題を研究しています。
最先端の政策に触れながらも、地に足が着いた研究ができるところではないかと思います。
嵯峨野をぜひ探索してみてください。また、京都一周トレイルもお勧めです。
都留重人『公害の政治経済学』岩波書店
F.エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』など
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一期一会