- 教員氏名
- 高畑 重勝 教授
- 専門分野
- 地域産業政策、観光政策
京都市での職務経験を踏まえて、自治体における産業や観光などの政策を研究しています。地域の活性化を目指し、住民の身近なところで作られ実践される政策には、地域の特性を生かしたさまざまな取組が見られます。良い政策はどのようにして生まれるのか。実践するうえでの課題は何か。個性豊かで元気な地域社会を築くため、多様な理論に学び、知見を集め、研究を進めたいと願っています。
政策研究の醍醐味は、地域の特性、都市戦略や住民の利害などさまざまな制約条件の下に練られた政策、組み立てられた施策を分析し、追体験していく面白さにあると思います。産業や観光は、理解しやすく、自治体においても法令の縛りが少ない、自由度の高い政策領域です。学生の皆さんにもわかりやすく、研究しがいのある分野だと思います。
京都市役所で、長く観光関係の政策に携わったことが理由の一つです。また、千年の都、京都には汲めども尽きぬ魅力があります。京都学のような観点で、京都の産業や観光を見ていきたいと考えたことがもう一つの理由です。
学生と教員との距離が近いことに加えて、政策の現場である地域や実社会との接点を増やすよう教育内容が工夫されているところです。多様な経験と知識を有する教員が、理論と実践を橋渡しするように教育活動を進めている点、また、おとなしく見えるが、実は熱い学生が多いのも魅力です。
まちなかの路地(ろーじ)を歩くこと。京の暮らしやまちの歴史がよくわかります。素敵なお店も見つかります。
村上春樹の初期の作品。また、いろいろな分野のノンフィクションを乱読しています。
「激突!」(1971年 スピルバーグ監督作品)。大型のトレーラーに追いかけられる主人公の姿が、いつも締め切りに追われる自分に重なります。
「一々労不惜」。日々、小さなことも労を惜しまずに行い、労りの気持ちで人に接すること、と理解しています。