- 教員氏名
- 井上 芳恵 准教授
- 専門分野
- 地域居住学、都市計画学
地域に住み、学び、働く、生活者の視点から、地域活性化や地域コミュニティの可能性。今後のあり方について研究しています。
具体的なテーマは、中心市街地活性化・商店街活性化、広域ネットワークによるまちづくり、市民協働のまちづくり、地域コミュニティ活性化、大学と地域連携、まちづくりにおける人材育成、などです。
これまでに、様々な都市に住んだり、訪れたりしてきましたが、一つとして同じ都市や地域はなく、賑わったり寂れたり、日々刻々と変化をしています。その変化の中には、政治や政策、空間的、経済的条件、地域を支える組織や住民の活動が大きく関わっています。それらを調査、分析し、また地域の人々と共に考えることで、より豊かで住みやすい地域を目指すことです。
地元の山口で、大型店の撤退をきっかけに、商店街が端から枯れるように寂れてしまい、一方で、郊外の実家周辺には大型ショッピングセンターが増え、帰省する度に、田んぼが宅地化される様子に疑問を感じたところがきっかけです。
様々な専門分野を超えて、教職員と学生が一体となって、地域課題に向かって共に取り組んでいること。すなわち、「チーム政策」です。
京都よりも奈良の方が詳しいのですが…、中学校の修学旅行で行った時に印象に残っているのは、琵琶湖疏水を庭に引き込んだ無鄰菴や比叡山を借景とする円通寺です。
また、碁盤の目の通や路の名前の由来や現在の街並みとの比較も楽しいと思います。
子どものころは、「はてしない物語」や「モモ」(ミヒャエル・エンデ)、 専門分野の視点からは、「となり町戦争」や「失われた町」(三崎亜記)は示唆に富むと思います。
最近、ほとんど見ることができていませんが、中学か高校の学園祭で見た、「いまを生きる」は印象に残っています。
「継続は力なり」